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社会

国民医療費ってなに? — 日本の医療にかかるお金の全体像

最終更新: 2026年3月17日

国民医療費とはなにか、48兆円を超えた日本の医療費の全体像をやさしく説明します。

概要

このページでわかること

  • 国民医療費とはなにか
  • 日本全体でどれくらいの医療費がかかっているか
  • 医療費は誰が払っているか

要点

  • 2023年度の国民医療費は約48兆円で過去最高
  • 1人あたり年間約38.7万円
  • 65歳以上が医療費全体の約60%を使っている

説明

国民医療費ってなに?

病院や診療所で治療を受けたときにかかるお金の合計です。

健康保険が使える範囲の費用を全国分まとめた数字です。歯医者や薬局での費用も含まれます。

48兆円ってどれくらい?

2023年度の国民医療費は約48兆円でした。これは過去最高です。

国民1人あたりに換算すると、年間約38.7万円です。赤ちゃんからお年寄りまで全員の平均です。

日本のGDP(国全体の稼ぎ)の約8%にあたります。

高齢者の医療費が多い

65歳以上の人が使う医療費は全体の約60%です。

1人あたりで比べると、65歳以上は約79.7万円、65歳未満は約21.8万円です。約3.7倍の差があります。

75歳以上に限ると、1人あたり約95.4万円にもなります。

年齢を重ねると病気にかかりやすくなるため、医療費が多くなります。

医療費は誰が払っている?

医療費の払い方は大きく3つに分かれます。

  • 保険料(約50%): 会社員や自営業者が毎月払う健康保険料
  • 税金(約38%): 国や地方の税金から支出
  • 患者負担(約12%): 病院の窓口で払う金額

病院で3割負担(現役世代の場合)を払っても、残りは保険料と税金でまかなわれています。

なぜ医療費が増え続けるの?

主な理由は3つあります。

1つ目は高齢化です。医療費が多くかかる高齢者が増えています。

2つ目は医療技術の進歩です。新しい薬や治療法が開発され、より高度な治療が受けられるようになった分、費用も増えます。

3つ目は在宅医療の広がりです。訪問看護の費用は前の年より約24%増えています。

まとめ

日本の医療費は約48兆円で、高齢化に伴い増え続けています。保険料と税金で大部分がまかなわれていますが、今後の高齢化でさらなる増加が見込まれており、医療制度の維持が大きな課題です。

出典: 厚生労働省 — 令和5年度 国民医療費の概況

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