概要
このページでわかること
- 日本のお給料がどう変わっているか
- 名目賃金と実質賃金の違い
- お給料が増えても生活が楽にならない理由
要点
- 2026年1月のお給料は平均約30.1万円で、前の年より3.0%増えた
- しかし2025年は物価の上昇がお給料の伸びを上回り、実質的には減少
- パートの時給は1,447円で、前の年より3.7%上昇
説明
お給料は増えている
2026年1月の平均的なお給料は約30.1万円でした。前の年の同じ月と比べて3.0%増えています。
春闘(毎年春に行う賃上げ交渉)で大幅な賃上げが実現したことが背景にあります。
名目賃金と実質賃金の違い
「名目賃金」は、実際に受け取るお金の額です。「実質賃金」は、物価の変動を考慮した購買力です。
たとえば、お給料が3%増えても、物の値段が4%上がっていたら、買えるものは減ります。この場合、名目賃金はプラスですが、実質賃金はマイナスです。
なぜ生活が楽にならない?
2025年は名目賃金が+2.3%増えましたが、物価が+3.7%上がりました。
差し引きすると実質賃金は-1.3%です。つまり、お給料の伸びが物価上昇に追いつかず、買えるものが減った状態が3年続いています。
2026年に入って改善の兆し
2026年1月は実質賃金が+1.4%とプラスに転じました。
これはエネルギー価格が下がり、物価の上昇が落ち着いたためです。お給料の伸びが物価を上回り始めています。
パートの時給も上がっている
パートの時間あたり給与は1,447円で、前の年より3.7%増えました。
最低賃金の引き上げや人手不足を背景に、パートの時給上昇が続いています。
まとめ
お給料は増えていますが、物価も上がっているため、実質的な生活の豊かさはなかなか改善しませんでした。2026年に入り、物価の落ち着きで改善の兆しが出ています。
出典: 厚生労働省 — 毎月勤労統計調査