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社会

世帯の所得と暮らしの実感 — 日本の家庭のお金事情を見てみよう

最終更新: 2026年3月17日

日本の世帯所得や生活意識について、国民生活基礎調査のデータをやさしく説明します。

概要

このページでわかること

  • 日本の家庭の所得はどれくらいか
  • 暮らしが「苦しい」と感じている人の割合
  • 高齢者やひとり親世帯の経済的な状況

要点

  • 家庭の所得は、真ん中の人で年間405万円くらい
  • 約6割の世帯が生活を「苦しい」と感じている
  • ひとり親世帯の約45%が経済的に厳しい状態にある

説明

国民生活基礎調査ってなに?

厚生労働省が毎年行っている調査です。日本の家庭がどれくらいの収入があり、暮らしをどう感じているかを調べています。

ここでは2023年に行われた調査の結果を紹介します。所得のデータは2022年のものです。

日本の家庭の所得はどれくらい?

全世帯の平均所得は524万円です。ただし、この平均は高い所得の人に引き上げられています。

真ん中の人の所得(中央値)は405万円です。こちらのほうが実感に近い数字です。

家庭を1列に並べると、約6割の家庭が平均より下になります。平均値だけを見ると実態を見誤りやすいので注意が必要です。

世帯の種類で所得が違う

家庭の状況によって所得は大きく異なります。

  • 子どものいる世帯: 約813万円
  • 全世帯の平均: 約524万円
  • 高齢者世帯: 約305万円

子育て世帯は共働きが多いため所得が高くなります。高齢者世帯は年金が主な収入源です。

「苦しい」と感じる人が増えた

2023年の調査では、生活が「苦しい」と答えた世帯が59.6%でした。前年は51.3%だったので、1年で大きく増えました。

物価が上がったことが背景にあると考えられます。子育て中の家庭では65%が「苦しい」と答えています。

ひとり親世帯の暮らしは厳しい

ひとり親で子どもを育てている世帯の約45%が「貧困」の基準を下回っています。

二人以上の大人がいる世帯では約9%なので、差はとても大きいです。

高齢者世帯の収入の仕組み

65歳以上だけの世帯は全体の約30%にあたります。

収入の約63%が年金です。年金だけで暮らしている世帯は約42%あります。一方で、働いて収入を得ている世帯も約26%います。

まとめ

日本の家庭の所得は、平均値と真ん中の値(中央値)に大きな差があります。約6割の世帯が生活を「苦しい」と感じており、特にひとり親世帯や高齢者世帯が厳しい状況にあります。

この記事は厚生労働省「2023年 国民生活基礎調査」のデータをもとにしています。

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