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社会

こども白書ってなに? — 日本の子どもの暮らしを知ろう

最終更新: 2026年3月22日

こども白書とはなにか、子どもの貧困やいじめ、不登校の状況をやさしく説明します。

概要

このページでわかること

  • こども白書とはなにか
  • 日本の子どもの暮らしの現状
  • 政府がどんな支援をしているか

要点

  • 子どもの約9人に1人が「貧困」の状態にある
  • 学校に行けない子どもは約35万人で増え続けている
  • 政府は3.6兆円の予算で子ども支援を強化している

説明

こども白書ってなに?

日本の子どもの状況をまとめた政府の報告書です。

こども家庭庁が毎年発行しています。子どもの貧困、いじめ、不登校など、子どもに関するデータを幅広く扱います。

子どもの貧困ってどういうこと?

「貧困」とは、その国の平均的な暮らしと比べて、生活が苦しい状態のことです。

日本では子どもの約9人に1人がこの状態にあります。以前は6人に1人でしたが、少しずつ改善しています。

ただし、ひとり親の家庭では約2人に1人が貧困の状態です。まだ大きな課題が残っています。

不登校が増えている

学校に行けない子どもは年々増えています。

小学校と中学校を合わせると、約35万人です。5年前と比べて約2倍に増えました。

理由はさまざまです。「学校に行く気力が出ない」「生活リズムが乱れた」「不安を感じる」などが多く挙がっています。

いじめも過去最多

学校で認知されたいじめは約73万件です。

件数が増えた理由のひとつは、学校がいじめを見つける努力を強めたことです。以前なら見過ごされていたケースも、早めに発見できるようになりました。

ただし、深刻ないじめ(重大事態)も約1,300件と増えています。

児童虐待の相談も増加

児童相談所が受けた虐待の相談は約22万5千件です。

最も多いのは心理的虐待で、全体の約60%です。子どもの前で親同士が暴力をふるう「面前DV」も含まれます。

子どもの幸福度

日本の子どもは体の健康では世界トップクラスです。

しかし、心の幸福度は38か国中37位と低い水準です。「自分に満足している」と答えた割合は57%で、他の国より低くなっています。

政府の支援策

政府は「こども未来戦略」として、3年間で3.6兆円の予算を使っています。

主な取り組みは次のとおりです。

  • 児童手当の拡充(高校生まで延長、第3子は月3万円)
  • 保育士の数を増やす(子どもの人数に対する配置を改善)
  • 育児中の働き方支援(休業給付金や時短勤務の給付金)

まとめ

日本の子どもの状況は、貧困率の改善など良い変化がある一方、不登校やいじめ、心の幸福度には課題が残っています。政府は児童手当の拡充や保育の充実など、さまざまな支援策を進めています。

出典: こども家庭庁 — 令和7年版こども白書

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